2017年12月13日水曜日

轡野 権現山

権現山は数あれど、今回は関市にある権現山に登りました。
といいながらも、関市には武芸川町にもあるんですよね。
wikiによると、それは90超える数があるようですが、その中には今回の山は入っていませんでした。結局は百を超える数があると思われます。

今回の権現山は、轡野(関市下之保)にあり、美濃加茂市との境になります。
轡野の集落を通り過ぎ林道を入って行き分岐の手前に駐車してここから上がります。


左の林道へ入り登山口へ。ここにも看板が設置してあります。
この橋を渡って登山道へ
踏み跡は薄く作業用の道と思われますが、いきなり急な道です。でも、本当の里山的な道が続きます。

里山のワナ、いろいろな作業道が交わっており、誤ると迷います。が、危なさそうなところには、看板が設置してあるので、安心して登れます。尾根に上がると比較的なだらかな道になり、樹間より北側の様子が伺えます。


遠く北面には鷲ヶ岳?真っ白な状態で見えます。その西に大日ヶ岳か?ここいらまでくると北風が冷たく吹き込んできています。
左側は切れ落ちています。


495mピークを越え50m程下りて山頂へ向かいます。下り立ったコルには「急な登坂」と看板がかかげられています。


確かに斜面を70m程直登に近い形で上がっていきます。そしてやっとピークの広場に到着です。着いてすぐのところで、師匠が昔はここにお社があったが…、と言われます、があったのは社跡の表示だけです。
手前の石が土台の跡でしょうか。


撤去されたのか、社の破片すら見られません。山頂表示を眺めて、


南側の切り開かれた斜面に腰を下ろし早いですが昼食です。今日はタマさんと三人の還暦登山隊(私はもう少しありますが…)ですので、山頂で暖かいものをってことで、既製品のおでんを担いできています。早速鍋にあけ焼きちくわと牛筋を追加して煮込みます。


タマさんにハム等を焼いてもらい食べます。


ビールがあるといいんだけど、このご時勢それだけは出来ません。おでんの具材は練り物が中心ですので、これだけでお腹が脹れます。コーヒーを飲みながら展望を楽しみます。南側ですので山は駄目ですが、名古屋の駅前タワー群が見えます。1時間ほどまったりして、下山コースから降ります。
下山は下りだけ、上り返しはありません。


アカガレ地を過ぎると谷川左岸の見事な岩壁が確認出来ます。高さは裕に50mはあろうと思われます。その姿に見とれていますが、足元は狭く右側は切れ落ちており危険極まりない道ですので、程ほどにして降りて行きます。




すると突然といっていいくらい古ぼけた別荘が見えてきます。脇を通ると正面に乙女滝の標識が。


それに従いもう一度山へ入ります。5分ほど上り詰めた突き当たりの標識に従い乙女滝へ。美を感じさせるような清らかな滝でした。




そして戻り分岐をそのまま進み権現滝です。ここいらの岩壁も高く険しく、岩屋があります。雨宿り程度なら出来ますね。それを左にしながら進むと権現滝の出現です。こちらも水量が少ないためおとなしい印象ですが、いい滝です。滝を堪能したところでゲートを過ぎ林道を歩き戻ります。


関市役所についたのが12時半過ぎ、半日の山旅でしたが実にいい里山探訪でした。

1 件のコメント:

美濃 さんのコメント...

定さん こんばんは。
ブログを読んで関の権現山の良さを実感しましたね。
この山の頂に権現神社が祭られても当然のような山です。
里山ベストテン入りの山です。