2018年10月23日火曜日

秋晴れの下 天蓋山へ

10月21日 十三夜

十三夜に曇りなし と言われるように、朝から快晴のもと神岡へ向かいました。途中朝霧が見られ快晴が約束されたようです。が、外気温が向かうにつれどんどん低下していき、とうとう0度表示も現れてきます。

夕顔の駅に到着しキャンプ場の中を歩き登山口へ。

そこからは、まずは水平道のような広い道を歩き沢沿いに付けられた登山道で少しずつ高度を上げていきます。渡渉しながら40分程歩きここから急登の看板の前で一息入れて急登にとりつきます。


尾根に上がるまで直登のようです。途中に看板がありますが、まだ半分と書かれていてガッカリ…。30分程上がったところに、急登終わりという壊れた看板がありますが、その先もそこそこの登りが続きます。『看板に偽りあり!』です。
尾根に上がりそこから少しでちょっとした広場に到着します。振り返ると冠雪した薬師岳が正面に。


立山、剣もしっかり見えています。広場からコルに降り立ち上りあがった先が雀平と言われる休憩適地です。展望を楽しみながら、一休みします。

向う山頂を眺めます

再び歩き始め淡々と進みます、山頂の展望に期待しながら…。
山頂直下の急登を上りきると大展望が迎えてくれました。

どこから見てもかっこいい槍さま

剱 立山

薬師岳

薬師、立山、剣はもとより、北の又岳、黒部の五郎ちゃん、そして、槍ヶ岳までくっきり見えてます。霞ひとつなく。登山口から2時間半、ここで昼食です。その間、タマさんと我々が最後の登頂者ですね、と話していたにもかかわらず、多くの人が登ってこられ、山頂は大賑わいです。


昼食後、田部井淳子さんが書かれた標柱を挟んで集合写真を撮り一息入れて下山に入ります。急登で滑らないように注意しながら黙々と降りていきます。


こういう風景大好き!

下山は正面に薬師などが見えるので樹間から眺めながら2時間かからず下りきります。下山中も沢山の登山者とすれ違いました。さすが展望で人気の山です。この日登った人はラッキーです。夕顔の駅に到着し、流葉の温泉で汗を流し次の山行の打ち合わせをしながら美濃病院に戻りました。

紅葉に期待しての山行でしたが、紅葉は台風の影響かで葉が傷んでいて、色着き始めたころに散ったのかもしれません。
でも所々に綺麗な様子を見せてくれました。

来年またおいで、っていわれてるようで、大きな宿題をもらってしまったかも…。

参加者:美濃さん、タマさん、定。そして体験山行の猿渡さんの四名
お疲れさまでした。