2017年7月25日火曜日

独標

西穂独標へ日曜に行く予定だったんだけど、天気図を正面、反対、さかさま…。
どうみても雨降る感じだったから中止にしました。
現実はどうだったのかわからないけど、家の辺りは降りはしなかったかな。

でも、ここがうちの会の会則で。
家に無事帰るまでが登山だから、危うきに近寄らず。
降水確率50%は中止になるんだよね。

強行すれば歩けたよ、濡れ鼠になったかもしれないけど。
でも、そんな状況では岩陵帯が滑るから危険度が増すし、展望がガスで見られないだけ。

一つだけ、ヤマトモ倶楽部は単なるピークハンターではありません。
だから、リミットを設けています。
ケースバイケースではアルにしろ、たとえば天候が?の場合は、12時になったら引き返すってことになります。目の前に山頂があったにしろ。
無理して突入して雪山でホワイトアウトしたらどうなるか。考えればわかるでしょ。
だから、ピーカンの天気であっても、迷いそうなところにはデポ旗なりの目印は残して登るんだよね。

だから、過去一度も事故に見舞われる事なく現在も存続してるんだよ。

現実に謙虚であれ。
これが全てです。

2017年7月11日火曜日

乙女渓谷

キャンプ場への橋を渡って入ります。

ここの建物で登山届けは提出ですので。

二の谷ルート入り口です



めんぱ淵(地元の呼称だそうで)



乙女渓谷に点在する淵の一つ、碧水湖(めんぱ淵)を過ぎるとねじれ滝が現れ、そして和合の滝が続きます。
天狗岩を過ぎ延々と続く木道を上り上がると、やがて避難小屋が現れます。
急な雨の時くらいしか使われる事がないような気がするんだけど…?

きれいな避難小屋

暫く行くと夫婦滝。並んで見えるのはここだけです。
それにしても、稜線近くから流れ落ちる姿は圧巻だね。

左右の夫婦滝

そして、迫力の男滝到着。このところの雨のおかげもあって、水量が多く見ごたえ十分。ここでゆっくりしてもいいけど、とにかく先を急ぎました。
ここから道は本格的な登山道となり、子滝、孫滝までで十分登山気分満喫!



烏帽子岩(まさしく!)
鎧岩を足下のイワウチワを見ながら通過、第一、第二展望台へと続き、そこからまだまだ雪をまとった白山を背に白草山が見事です。

対面に白草山の笹原が美しい
そんなことを言ってると、核心のかもしか渡りへ到着です。

四輪駆動で登ります
ここだけは、四輪駆動で登ります。
両手両足をフル活用して通過して、兜岩の雄姿を目の前にします。
少しだけ熊笹をかき分けると三谷からのルートと合流して兜への最後の登りになります。
今日は瘤付きのロープが設置され登りやすくなってるけど、昔は辛かったんだよね。ここまで来ると山頂までの時間が気になって仕方なくてね。
これも加子母中学の学校登山のおかげかもしれないな…。
岩場をよじ登り今日の目的の兜岩に到着!
先行の4名の若者と少し話をして彼らをパシリ。
若いってことだけで画になるけど、了解とってないけどいいよな??????



兜岩と若者

兜岩の日陰で軽くお腹に入れて、三谷ルートで下山です。
樹林帯の単調な九十九折りのルートが、長い長いって文句言いながら足を進めると、登山口の山の神の祠に到着です。
ここから駐車場までは林道を2キロほど歩きます。
遠いし暑いしで、途中の谷水を頭にかけながら、何とか下山しました。

美濃さん、澤木さん、お疲れさまでした!

まだ怒ってる御岳山

兜岩

長い九十九折の三谷ルート

樹林帯の中をひたすら下ります

山の神

生き返ります!

2017年7月6日木曜日

青葉山 下山後

ちょっと間を空けてしまったな…。

降りて駐車場下の中山寺を少し覗きました。


山門だね。ちゃんと阿吽さんが居たよ。


泰澄大師開創としてあるね。
途中にも泰澄洞ってとこがあったように、青葉山は泰澄さんが開山して修験の山としたところだそうで。

その泰澄大師とは…。
奈良時代に活躍した修験僧で、白山を開山し、白山信仰を広めた人として知られている。
正一位大僧正を天皇より賜ったとされているが、中央の記録にはほとんど登場しな
いという、不思議な人物ではある。在日の帰化人だからか?
福井県の産まれのため、この青葉山を開山したのも理解できる。全国に2,000以上
ある白山神社は、彼の白山信仰がもたらしたといえる。
また岐阜にも足跡が残されており、身近なところでは美濃天王山下の大矢田神社近
辺は、彼が開基している(が、神社でなく寺として天王山禅定寺を建立している)
し、須原三山を巡った後に寄った須原神社は彼が建立している。
そして、兄の子孫の家系が現存しており、星宮神社等々の宮司をされている。と泰澄や白山信仰等々を語り始めると止まらなくなるので、この辺りでやめておき
ます。

ここを後にして城山公園を歩きました。
駐車場の前には、



若狭の海が広がっていました。水平線に浮かぶヨット、岐阜では想像も出来ない世界です。
遊歩道を歩き高濱神社へ参拝。
すると、



という石柱が。
だから城山公園なんだね。
三方を海に囲まれた山頂にある珍しい城だったようで。

由緒書きはこちら。


どっちにしても、朝倉氏の関係の城主なんでしょ。

ここから見た絶景。

さっきまで歩いていた青葉山が綺麗に見えます。



これ見れば、青葉山が若狭富士って言われることが納得出来るんじゃないかな?