城址巡り 第二弾
加治田城址
城址めぐりシリーズ第2弾として加治田城を探訪してきました。
探訪日:2017/12/17
加治田城跡は富加町加治田の山頂に城郭遺構が分布している。山下には加治田の町が広がり、山裾を流れる川浦川が堀のように町の南辺を区画している。『信長公記』には堂洞落城後に、織田信長が佐藤紀伊守と佐藤右近右衛門の「両所」(屋敷か)へ立ち寄ったとされている。今回は梨割山に登り縦走して城山に登りました。
探訪日:2017/12/17
加治田城跡は富加町加治田の山頂に城郭遺構が分布している。山下には加治田の町が広がり、山裾を流れる川浦川が堀のように町の南辺を区画している。『信長公記』には堂洞落城後に、織田信長が佐藤紀伊守と佐藤右近右衛門の「両所」(屋敷か)へ立ち寄ったとされている。今回は梨割山に登り縦走して城山に登りました。
[二天門」岐阜県の重要文化財
]
梨割山へは、清水寺をみて登山口に入る。京都の清水寺と同じ創建者の貴重な寺であるとのこと。山門手前の案内板に沿って入山する。しばらくは、清水谷に沿って登ると堰堤に出る。
[清水谷の堰堤]
[チャートと呼ばれる岩石]
[梨割山分岐]
スタートから45分ぐらいで梨割山とP232mの鞍部に出る。梨割山に登る前に右に折れてP232mのピークに立ち寄り鞍部に戻る。そして案内板に沿って山腹を巻いて300mほど進むと梨割山に直登する分岐になりここを登れば梨割山だ。
[梨割山山頂278m]
[山頂の北方面]
[猿啄城と名古屋駅ビル]
梨割山から西に尾根を縦走する。ピークを二つ超えて一旦鞍部に下りP234mピークへ不明瞭なルートをピーク目指してピストンする。鞍部から加治田城跡に向かう。涸れ沢を下り500mぐらいすると右の尾根に上がる分岐があり登りあがると岩頭展望地がある。この辺りは迷いやすいので要注意。ここからいったん下り登り返すと加治田山城跡に着く。
[
岩塔展望テラス]
[加治田城に向かう]
[山城の曲輪]
[加治田城跡]
加治田城は、織田信長の中濃攻略の足掛かりとなった重要な地。城山の山下には加治田の集落が広がり、山裾を流れる川浦川が堀のように集落の南辺を区画している。東西を横切る街道は、飛騨と美濃を結ぶ街道であり加治田は宿場町として発展した。 加治田城主斎藤紀伊守が建立した「龍福寺」がある。
[加治田城跡概要図]
加治田山城跡から虎口に向かう。虎口や曲輪、堅堀などの遺構が分布している。また虎口には石垣も残存している。ここからの登り口への下山道は不明瞭で目印テープは途中から見当たらなくなり、GPSで
ルートファインディングしながらヤブ漕ぎして堰堤前30mの往路に出る。ここからは往路を下山する。
[虎口の場所]
[虎口に残された石積
]
下山後は、パワースポットの清水寺心字池気場の滝で気運をもらいました。清水寺から龍福寺に移動。龍福寺は、佐藤紀伊守が創建し大徹法源禅師が開山された寺。加治田城主であった紀伊守の人柄がしのばれます。
[清水寺心字池気場の滝
]
[龍福寺]
山城探訪第2弾で梨割山経由による加治田城址探訪も無事終了です。タマさんお疲れさんでした。
1 件のコメント:
定さん UPありがとうございます。
この山は二度目ですが山城を探訪してのトレッキングは初めてです。
麓には山城の関係の深い史跡もあり探訪が一層楽しいものになりました。
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