2018年11月21日水曜日

気持ちのいい里山 大白木山

織部の里から打越峠に向かいます。
温見峠へのルートになります。

峠に到着すると何台もの車が停められていて、数人が準備中です。そこそこ人気があるようです。

峠の地蔵さま お参りしました

ここから登り上がります

準備をして壁のような階段を登りあがります。山に「身体よ目覚めなさい」と言われているようです。登りあがると、法面が崩落したのか、コンクリートで補強された細い尾根を歩きます。

なかなかの高度感

怖がりの人は大変だろうな、と思いながら進みます。開けた部分を終えると相変わらず尾根は狭いのですが、右側が雑木林、左側が杉の植林といった感じになります。

潅木体です

やがて尾根は広くはなるのですが、道が尾根芯を外さないように付けられていて、急登となります。広葉樹の落ち葉で覆われていて滑りやすく、帰りは嫌だなとか考えながらひたすら上を目指します。立ち止まって振り返ると、能郷白山の優雅な山容が目に入ります。


それからもひたすら上を目指して歩きます。足元にはイワウチワの群落があります。春には花が楽しめそうな道ですが、キツイのは変わりません。途中に根上り桧があります。

人が入れる空間があります

プレートが掲げられてるのですが、本巣の山岳会の方々でしょう。プレートは文字が彫りこまれていて、手間のかかる立派なものです。

不思議に思ったのが、表は明朝体、裏はゴシック体が使われているのです。細かいことは置いておいて、そこを左折して進みます。右手の樹林越に反射板が2機立てられている山頂が見えてきますが、まだまだ遠い!

2枚の反射板を持つ山頂

目の先には明確な尾根が見えます。そこまでひたすら直登です。フウフウ言いながら登りあがると分岐になります。山頂に反射板、左手の山にも反射板があり、中電の反射板巡視路のようです。

案内板があるので登りはいいけど、下りで見落とすと大変!

中電の標示坂

ここを右に進むと、激下りが始まりました。ひたすら下り続けます。やっとの思いでコルに降り立つと能郷白山が望めます。さ、コルからは登りあがります。が、途中からいやらしい感じのトラバース道となります。そして、山頂から続く尾根に上りあがり、初めてといっていいくらいの水平道に近い道となります。そんな道を十分程歩くと目の前が開け、正面には山頂プレートが。

凝った山頂標識
実にわかりやすい1234.5m
二等三角点 黒津

1234.5m、実に覚えやすい標高ですね。さほど広くない山頂のため、反射板の下へ行きここで昼食です。


展望は申し分なし。正面に白山が、白くないけど白山です。

白くない白山

御岳山なんか、裾野まではっきり見えます。そして乗鞍岳と北アルプス南部が見えてます。岐阜の西はずれから70キロ先の長野県の山が見えるんですから、いかに視界がいいかわかるでしょう。

乗鞍と左に北ア

御岳山

そんな景色を楽しみながら、まったり過し下山に入ります。さ、激下りの道が待っています。

プラ階段が助かります

休憩をしながら朝の分岐まで戻り、そこからは朝から気になってた屏風山を正面に見ながら降りていきます。屏風をカメラに収めようとしますが、枝が邪魔で絵になりません。

朝から気になってた屏風山

上ばかり見てないで足元確認しないと急ですから危ない。登りはふくらはぎがきつかったですが、下りは太ももにきます。登りとさほど違わない時間がかかりましたが、何とか無事下山。

登山口の紅葉

谷汲温泉で汗を流し岐路につきました。

美濃師匠、タマさん、ユッキーさん、定の4名、11/18歩く

ちっちゃい秋 見〜つけた

2 件のコメント:

美濃 さんのコメント...

定さん 大白木山登山お疲れさんでした。
ブログを拝読しながら
「うんうん そうそう」と
相槌を打ちながらこの山の満足度を振り返りました。
10年ぐらい前とは登山道が歩きやすくなって
おすすめの山ですね。

taki さんのコメント...

美濃さん いい山をありがとうございました。

これも本巣市が七山をアピールしようとしてくれてるからですね。
地元の山の会が整備してくれてるし、プレートの懲りようと言ったら…。
そのおかげでしょう、あれだけの人が入ってるのは。

でも、歩き安くて楽しい山でした。
またお願いしますね!